アンテナ研究:  SRAと相外論空中線

実験用に作成した基本的なSRA(スーパーラドアンテナ)です。

下側は固定するための重しでアンテナ動作とは関係ありません。

構成はPP製の筒にコイルと銅シリンダーからなりコイルは目標周波数に共振しています。

コイルに流れた共振電流はシリンダーへ誘導電流として伝えられて、シリンダーにはコイル直近の位置から発生した誘導電流がミクロ的な見方をするとシリンダー情報全体へと広がって行きます。その時の電子の移動加速度エネルギーが電磁波エネルギーへと変換されて電磁波放射のアンテナ(空中線)として機能しています。

数値レベルで測定出来る電界強度測定器を入手したのを機会に・・色々なシリンダー(上部電極)に対する違いを比較して見ることにしました。

上部電極は誘導電流を発生しやすい構造や誘導電流が発生しないであろう電極や配置で実験してみました。

まずはコイルの上端と上部電極を接続しない構造での比較から始めました・・・接続していないのだから電極に発生するはずの電流は誘導電流が主流となるはずです。 

 A           B           C             D           E                F

AF迄・コイルと電極は接続していない状態で比較した。

予想では誘導電流が流れやすいのはACで後のはリング状の誘導電流は流れにくいだろう。

Aからの電界強度を基準として相対的な強度比較をした。

 

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